教 授 要 目

電気電子工学科 電子材料
Electrical and Electronic Materials
2 年  2 単位  選択必修科目
 担当教員 野平博司
【 科目概要・到達目標 】
講義の対象は、超伝導材料を含む導電材料、半導体材料、有機・無機絶縁材料、磁性材料、オプトエレクトロニクス材料、機能性材料などである。本講義では、これら材料の物性と応用について論ずる。
【 成績評価 】
小テストと演習、中間および期末試験の点数を、それぞれ 20:40:40 程度の比率で加算し判定する。ただし授業出席率が50%以下の場合は不合格とする。
【 履修心得 】
物理学(1)、物理学(2)、電磁気学(1)および演習、電子物性を履修していることが望ましい。
【 授業計画 】
 1. 元素の起源、材料の種類、材料の抵抗率
 2. 金属とは:金属中の電気伝導機構、抵抗材料、超伝導材料など
 3. 半導体とは:半導体の種類(元素・化合物・非晶質・有機半導体など)
 4. 半導体の精製法、半導体薄膜形成法、電子放出材料とその応用、表面分析器など
 5. 誘電体とは:分極とは、クラウジウス−モソッテイの関係式、誘電損など
 6. 強誘電体とは:強誘電性、強誘電体とその応用、圧電性、圧電方程式、電気機械結合係数、焦電性
 7. 絶縁耐圧、絶縁抵抗、気体絶縁材料、有機質高分子固体材料、熱可塑性、熱硬化性、架橋現象など
 8. 第1〜7回の演習
 9. 磁性とは:磁性の種類、磁化曲線、磁気モーメント、磁区、磁化機構など
10. 高透磁率材料とは:ヒステリシス損失、うず電流損失、残留損失、珪素鋼、パーマロイ、フェライト、非晶質磁心など
11. 高保持力材料とは:永久磁石、減磁曲線、パーミアンス、エネルギー積、析出硬化形材料、フェライト磁石、希土類磁石、磁気記録用材料、磁性半導体など
12. オプトエレクトロニクス材料とは(1):光電効果、光起電力効果、半導体からの発光、光検出素子用材料
13. オプトエレクトロニクス材料とは(2):光変調、光変調素子材料、光メモリ材料
14. センサ・トランスジューサとは:ひずみ・磁気・温度・放射線・超音波検出用材料
15. 第9〜14回の演習
【 教科書 】
平井平八郎他:現代電気電子材料、オーム社
【 参考書 】
川端昭著:電子材料・部品と計測(コロナ社)
中澤達夫ほか著:電気・電子材料(コロナ社)
【e-mail address】
オンライン版では非公開です。
【 学生へのメッセージ 】
身の回りの電気製品には、多様な材料がそれぞれの特長を生かして使われている。材料を有効活用するためにも、”なぜそのような性質があらわれるのか”から、理解して欲しい。
【 オフィスアワー 】
月曜日 正午から午後1時まで

| 目  次  | 科目一覧 |