教 授 要 目

電気電子工学科 電子計測(1)
Electronic Instrumentation (1)
2 年  2 単位  選択必修科目
 担当教員 湯本雅恵
【 科目概要・到達目標 】
 計測の基本は基準量を定め、それとの比較を行うことである。そのための方法として偏移法と零位法とがある。その際、基準量を発生させ、計測量との差を検出する装置が必要である。これらの処理を行う上で、多くの場合、電子回路とディジタル工学の知識が求められる。授業では、電気量を中心として、基本的な測定原理と測定精度及び測定範囲を学ぶ。
 到達目標としては、物理量に付けられている単位をしっかり認識し、並行して開講されている基礎実験において得られる測定量の有効数字と制度を認識して議論ができる様にし、卒業研究では、それらを生かした取り組みができる様にすることである。
【 成績評価 】
授業中に5回程度課すレポートの点数の積算点を20%、期末試験の結果を80%として積算し判定する。
【 履修心得 】
電気数学、電子回路(1)、電子材料、ディジタル工学をあらかじめ履修していることが望ましい。また、電子物性、電子回路(2)を並行して履修することが望ましい。
【 授業計画 】
 1. 計測の基本概念
 2. SI単位系とトレーサビリティ
 3. 測定と誤差、及びデータ処理法
 4. 計測器の基本要素と機能および精度
 5. 電流、電圧の測定
 6. 抵抗の測定
 7. 交流とインピーダンス
 8. インピーダンスの測定
 9. 電力・電力量の測定
10. オシロスコープとトリガ機能
11. ディジタルオシロスコープ
12. 磁気特性の測定
13. OPアンプと入力インピーダンス
14. 電子電圧・電流計
15. ディジタル計測の基礎
【 教科書 】
改訂「電磁気計測」 菅野允著(コロナ社)
【 参考書 】
電気学会大学講座「電気計測基礎」(オーム社)
電子情報通信学会編 岩崎著「電磁気計測」(コロナ社)
【e-mail address】
オンライン版では非公開です。
【 学生へのメッセージ 】
計測とは、電気工学の総合的な幅広い知識が要求される。電気回路、電子回路、電気磁気学等で学んだ知識を基本に、それらを組み合わせる柔軟さが求められる。授業を通して知恵をつけるトレーニングをして欲しい。
【 オフィスアワー 】
原則として、水曜日17:30以降。掲示されている予定表の空いている時間は対応可能。

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