教 授 要 目

知識工学基礎/専門 情報社会と倫理
Information-oriented Society and Vocation
2 年  2 単位  学科により異なる
 担当教員 山本史華
【 科目概要・到達目標 】
【科目概要】
現代の情報化社会において、最低限考えておくべき倫理を講義し、討議する。 また本講義では、JABEEが求める技術者倫理に応えるため、現代の科学技術が生み出す倫理的諸問題を具体的に取り上げる。
【到達目標】
・倫理について身近に感じ、倫理的問題に適正に対処できること。
・社会には多様な価値観が存在することを理解し、自らの価値観・利益だけでなく、社会全体の観点からも物事を考えることができること。
・技術者の社会的責任を理解し、倫理的観点から責任ある判断と行動をとることができること。

[深く関連する学習教育目標] ()内はプログラム名称
A, C (コンピューティングとメディア工学)
A, C (情報科学基盤)
[関連する学習教育目標] ()内はプログラム名称
B (コンピューティングとメディア工学)
B (情報科学基盤)
【 成績評価 】
基本的にレポートの内容で評価する(レポート100%)。
ただし予告なしに数回出席をとり、成績評価の考慮材料にする。
【 履修心得 】
学生に質問を投げかけながら進める。積極的に参加すること。
【 授業計画 】
前半では、教科書を読みながら、倫理の基本内容を解説する。主に取り上げる章は下記の通りである。
後半では、前半で学習した基本的知識をもとにして、現代の科学や技術、情報が生み出す倫理的諸問題に触れ、それらについてディスカッションしていく。

1.講義概要の説明
2.倫理学とは何か道徳的判断とは何か
3.人を助けるために嘘をつくことは許されるか(1章)
4.現代版トリアージ(3章) 義務論と功利主義
5.サバイバル・ロッタリー(2章)
6.判断能力の判断は誰がするか(6章)
7.人格と責任
8.自由主義の原則について(11章)
9.科学の発達に限界を定めることができるか(15章)
10.現在の人間には未来の人間に対する義務があるか(13章)
11.研究不正行為はなぜ起こるのか integrityについて
12.専門職倫理とその限界
13.技術社会が抱える倫理的問題1 事故事例分析をもとに考える
14.技術社会が抱える倫理的問題2 事故事例分析をもとに考える
15.情報化社会がもたらす倫理的問題
【 教科書 】
加藤尚武『現代倫理学入門』講談社学術文庫
【 参考書 】
適宜紹介する。
【e-mail address】
オンライン版では非公開です。
【 学生へのメッセージ 】
取り扱う章を逐一指定するので、教科書は必ず事前に読んでくること。
本Web版とCD-ROM版に多少の差異はあるが、本web版が最終版である。
【 オフィスアワー 】
いつでもどうぞ

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