教 授 要 目

機械システム工学科 機械システム設計演習(1)
Exercise in Mechanical Systems Design(1)
3 年  2 単位  必修科目
 担当教員 榎本良輝, 平野重雄
【 科目概要・到達目標 】
低学年で学んだ基礎を総合し,システムとしての機械設計(設計製図・ものづくり実習)の基本を習得する科目である.学習成果を発表する訓練も実施(発表練習を十分にして発表に臨むこと),表現力の向上を目指し機械システムの基礎を確かなものとさせる.又,ものづくりの現場を確認する工場見学を行う.テーマA:熱や流れの計算及び配管等の強度計算を実施し,学んできた製図法を応用して熱機関の冷却システムの機能設計を行うと共に,機械基礎実習で体験した機械工作法を活かしてシステムの模型製作を行う.テーマB:機械構造(昇降装置)の強度設計並びに機構設計(指南車)におけるシステムの基本設計をグループで学ぶ
【 成績評価 】
提出された報告書(設計書・図面,作品等)並びに授業時間中に行う口頭発表や討論内容,設計基本問題等を総合評価
【 履修心得 】
毎時間出席を原則とする. テーマA:流れ学,熱力学,伝熱工学,エネルギー変換システムの履修.
テーマB:基礎設計製図,創成設計演習,材料力学の履修
【 授業計画 】
テーマA:  熱機関冷却システムの設計演習 1.課題説明,実際の冷却システムの講義.熱機関調査・対象機関決定の課題提出.  2.調査結果の発表と討論.対象機関の性能調査,放熱量・冷却水量決定の課題提出. 3.調査結果の発表と討論.冷却システム調査の課題提出.4.調査結果の発表と討論.冷却システム構成要素検討・確定の課題提出. 5.調査結果の発表と討論.システム構築の課題提出. 6.最終発表と討論. 7.最終報告書・作品の提出,評価.
テーマB:  昇降装置の基本設計(指南車の設計については別途指示する) 1.課題1(昇降装置の基本設計)授業計画の説明,班分け作業,機械設計の基本概念,機械要素概要,設計のプロセスについて. 2.昇降装置の機能,機構及び設計計画,設計仕様の理解・検討・イメージ図の作成. 3.昇降装置の設計(1)負荷の計算,ボールねじ,リニアガイドの選定,平歯車の諸計算と選定. 4.昇降装置の設計(2)モータ選定・概略寸法決定,主要部強度計算. 5.昇降装置の設計製図(1)計画図・構成部品一覧の作成,部品図:取付けベース,ベースプレート,LMガイド,ホルダー部. 6.昇降装置の設計製図(2)組立図・テクニカルイラストレーション作成・総チェック. 7.昇降装置のシステム設計に関する発表と討論及び最終報告書類の提出. 8.工場見学の実施(テーマAテーマB合同
【 教科書 】
テキスト:Exercise in Mechanical Systems Design(1)-昇降装置の基本設計&指南車の設計-
【 参考書 】
テーマA:配布資料に参考書リストを提示 テーマB:大西清著「機械の設計法」理工学社 大西清著「JISにもとづく機械設計製図便覧」理工学社 平野重雄・関口相三「モノ創り&ものづくり」-アイデアから具現化まで-コロナ社
【e-mail address】
オンライン版では非公開です。
【 学生へのメッセージ 】
設計は資料集めにより始まる.積極的に行動する.大いに創造性を発揮すること.不明な点の調査には参考書の他にインターネットの利用等も心がける.チームプレーであることを考える
【 オフィスアワー 】
基本的には随時であるが,できれば相談日時の予約を望む

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