教 授 要 目

電気電子情報工学科 電力発生工学
Electric Power Generation
3 年  2 単位  選択科目
 担当教員 岩尾徹
【 科目概要・到達目標 】
エネルギー需要に占める電力エネルギーの役割を論じた後、各電力発生方式の特徴、現状、今後の展開を論じる。次に、新発電技術の特徴や現状を述べる。最後に、変電の仕組み、遮断器、避雷装置、変電所の設計等を論じる。なお、講義中盤と終盤で発電所・史料館・変電所の見学を行い、実社会における電力発生工学の位置づけを紹介する。本講義により、電力発生に関する基礎知識を修得すると共に、電気主任技術者の認定を受けるに恥じない知識を得ることが到達目標である。
【 成績評価 】
単位認定には、中間試験、最終試験の合格(可以上)が前提である。成績評価は、授業中の課題(26%)、中間試験(37%)、最終試験(37%)とする。
【 履修心得 】
電気機器工学、プラズマエレクトロニクス、パワーエレクトロニクス、高電圧工学を履修することが望ましい。
【 授業計画 】
1. エネルギー総論 - 電力エネルギーの役割
2. 電力エネルギー - 各種方式の特徴とベストミックス
3. 水力発電(1) - 発電方式・発電計画・水力設備・水車
4. 水力発電(2) - 水車発電機・揚水発電・運転・保守
5. 火力発電(1) - 仕組み・ボイラ・蒸気タービン・タービン発電機
6. 火力発電(2) - 発電計画・環境対策・保守
7. 原子力発電 - 仕組み・構成要素・炉形式、再処理・安全・運転・保守
8. 中間試験
9. 発変電 - 多摩川清掃工場(発変電設備)・電気の史料館の見学と講義
10. 新発電(1) - 太陽光、風力、地熱、燃料電池、石炭ガス化、冷熱
11. 新発電(2) - 海洋、電力貯蔵、MHD発電、核融合
12. 変電(1) - 仕組み・運用・設計・遮断器・避雷装置
13. 変電(2) - 調相・力率改善・保護継電
14. 変電(3) - 新豊洲変電所の見学と講義
15. 電力発生工学の未来
【 教科書 】
「発電・変電」(改訂版)電気学会
【 参考書 】
「発電工学」 電気学会大学講座
【e-mail address】
オンライン版では非公開です。
【 学生へのメッセージ 】
教科書による知識だけでない幅広い知識・理論を身につけ、その理論が実社会においてどのように活躍しているかを理解することで、その知見が将来社会に出たときに大きな糧になることを期待する。
【 オフィスアワー 】
随時

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