卒 業 研 究

電気電子情報工学科 回路デザイン研究室
【 指導教職員 】 丸泉琢也, 瀬戸謙修
【 研究概要 】
 SoC(System-On-Chip)はデジタル家電などをはじめ多くの電子機器で重要な役割を果たしている集積回路のことで、1チップ上にプロセッサやメモリ、アクセラレータなどのハードウェア(H/W)、およびプロセッサ上で動作するソフトウェア(S/W)を搭載し、様々な機能を実現しています。SoCの設計では、そのようなH/WやS/Wを駆使して、様々な機能を正しく、短期間に、かつ高性能に実現することが必要ですが、従来の設計手法ではこれらの要求を十分に満たすことができないため、問題となっています。
 SoCの設計手法として最近注目されているのが、SoCシステム全体の仕様をC/C++言語ベースのシステムレベル記述言語で記述し、システムレベル記述のシミュレーションや解析を通じて様々なハードウェア構成やH/W・S/W分割を試しながら最適なSoCを設計する、システムレベル設計手法です。本研究室では、システムレベル設計手法をはじめとする最先端のSoC設計技術に関する研究を進めていきます。具体的なテーマは以下の通りです。
【 卒業研究課題 】
1)システムレベル記述言語を用いたSoCの設計と最適化技術
2)C言語から高品質なレジスタ転送レベル(RTL)記述の自動生成技術
3)コンフィギュラブルプロセッサ向けカスタム命令の自動生成技術

【 研究室の特色 】
 4月から新設の研究室です。総合研究所・シリコンナノ科学研究センター、量子・ナノデバイス研究室と密接に連携をとって運営していきます。
 SoC設計では、ハードウェア関連技術(ハードウェア記述言語, CADツールなど)やソフトウェア関連技術(C/C++言語、コンパイラなど)の両方について、深い理解やスキルが必要ですが、本研究室では実際に手や頭を動かしながらそれらの習得を目指すだけでなく、SoCの設計手法や最適化手法について、今までに無い効果的なアイデアを研究・発表することを目標としています。

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