卒 業 研 究

コンピュータ・メディア工学科 計測制御研究室
【 指導教職員 】 持木幸一
【 研究概要 】
ハードウェアとソフトウェアとが連携したシステムの研究開発を行っている。様々な分野で使われているシステムも、“ハードウェアだけ”または“ソフトウェアだけ”で実現されているものは少数である。多くのシステムは、使用目的に適したハードウェアと、そのハードウェア上で動作するソフトウェアとから成り立っている。卒業研究では、C言語プログラミング、VHDLプログラミング、市販のCPUやDSPの応用テクニック、パソコンと自作ハードウェアとのインターフェース技術、デジタル回路設計理論などの幅広い技術力が養成される。
[到達目標]
1. 現在の技術的背景を把握した上で社会のニーズを踏まえて適切な問題設定を行うことができる
2. 文献等の調査やグループ内での議論を基に適切な技術を応用して実現可能な手法を立案し、課題の解決に向けた研究を自発的、継続的に遂行することができる
3. 自ら取り組んだ研究の結果を多面的な視点から客観的に評価することができる
4. 自ら取り組んだ研究の内容について情報工学分野の基礎知識を持つ人が理解可能な論文としてまとめることができ、口頭発表および討論を行うことができる
[深く関連する学習教育目標] ( )内はプログラム名称
A, G(コンピューティングとメディア工学)
A, E(情報基盤)
[関連する学習教育目標] ( )内はプログラム名称
D, E, F(コンピューティングとメディア工学)
D(情報基盤)
【 卒業研究課題 】
・非破壊検査や不可視情報の可視化のための動画像実時間処理システムの開発
・近赤外線スペクトルを利用してプラスチックの種類を識別する装置の開発
・ニュートリノ用加速器のデジタル制御システムの開発
・光CTの開発
・地殻変動のデジタル計測システムの開発
・新しいデジタル地震計の開発
・CPU内部状態の表示機能を持った教育用コンピュータシステムの開発
・クロック信号を用いない次世代コンピュータシステムの設計技術の研究
【 研究室の特色 】
 本研究室では、赤外線によってプラスチックの種類を判別する装置、中性子線などを用いて撮影した画像の画像処理装置から、学生実験に使用するためのPLD教育システム・教育用コンピュータシステムまで、多岐にわたる“ハード+ソフト”の開発や理論の研究を行っている。また、学外の国立の研究機関や企業との共同研究が多く、実用システムの開発が中心課題であるので、先端的なレベルの高い研究を継続して行っている。このような研究に興味があり、“ソフトウェア分野もハードウェア分野も得意な人”や“(今は得意ではないけれど)研究室に入って勉強して、ソフト・ハード両面の能力を身に付けたいという人”に本研究室を志望してほしい。
[卒業研究の目的と指導方法]
調査・討論・考察・実験等の日常の研究室での活動や、定期的なゼミ、研究室中間発表会で各自の研究に関する文献調査や進捗状況の報告を行うことを通じて、情報分野の技術者として必要な研究課題の設定能力、研究遂行能力、グループでのコミュニケーション能力などの向上を図る。
[卒業研究の評価方法]
卒業研究を通じて到達目標が十分に達成されたかどうかを客観的に審査するため,学科主催の中間発表会および卒論発表会では、指導教員以外の学科教員によって採点し、学科会議で評価結果を決定する。なお、卒論合格には教員の直接指導時間が合計212時間以上必要である。

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