教 授 要 目

環境エネルギー工学科 分子運動論
Kinetic molecular theory
2 年  2 単位  必修科目
 担当教員 鏑木裕
【 科目概要・到達目標 】
物理化学、特に熱力学や熱統計力学を理解する上で重要な分子運動論について講述する。分子間相互作用が固体や液体よりもはるかに弱い気体を扱
い、圧力、体積、温度、エネルギー、比熱、エントロピー等の熱力学的状態量を微視的な気体分子の立場から検討する。気体を分子の集合として扱い、統計的
な処理をすると、物質の熱力学的過程を合理的に記述する事が出来る。また金属中の電子の性質も電子気体の立場から考える。化学熱力学、化学結合論などと共に物理化学の基礎を成す科目であり、これらの学習により専門科目を理解出来るようになることが目標である。
【 成績評価 】
課題レポート(20点)、中間試験(30点)および期末試験(30点)の総点で評価する。
【 履修心得 】
化学(1)、(2)、物理学(1)、(2)、基礎量子力学、化学熱力学(1)および化学結合論を履修していることが望ましい。
【 授業計画 】
1. 気体の分子運動
2. 気体の比熱
3. 平均自由行程
4. 気体の熱伝導
5. 金属の熱伝導
6. 金属の電気伝導
7. 気体の拡散
8. 中間試験
9. 分子衝突
10. 気体の速度分布
11. エントロピーと微視状態
12. エントロピーと熱力学の法則(1)
13. エントロピーと熱力学の法則(2)
14. ヘルムホルツエネルギーとギブズエネルギー
15. まとめ
【 教科書 】
アトキンス物理化学〈上〉 (単行本)
アトキンス物理化学〈上〉
P.W. アトキンス (著)、千原 秀昭 (翻訳)

【 参考書 】
バーロー著、大門 寛・堂免一成 訳「物理化学 上、下」
【e-mail address】
オンライン版では非公開です。
【 学生へのメッセージ 】
必修科目であるので出席やレポートの提出は確実に行う事。
【 オフィスアワー 】
水曜日3時限および4時限(会議や出張の場合を除く)

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