卒 業 研 究 |
| 環境エネルギー工学科 | 分析科学研究室 |
| 【 指導教職員 】 | 平井昭司, 鈴木章悟, 岡田往子 |
| 【 研究概要 】 本研究室では、主に蛍光X線分析法、燃焼赤外線吸収法、中性子放射化分析法等を利用して、種々の分野の試料中の主成分から微量・超微量元素を分析し、その元素濃度からその試料がその分野でどのような特徴をもってくるかを知る研究と、また、いかに精度よくかつ精確にそれらの元素を定量できるかその分析法の開発に研究の主眼を置いている。さらに、環境に存在し壊変系列を形成する微量なアルファ放射体を効率よく回収し,微弱なアルファ線を精度よく測定する方法を開発し、環境における核種材料中のアルファ線の挙動について研究を行っている。 |
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| 【 卒業研究課題 】 1.古代製鉄技術に関連した遺物の新しい評価 各地の遺跡から出土した鉄に関連した遺物を分析し、含有している微量元素からその遺物の特徴を把握して、新しい評価で古代製鉄技術の解明・原料の産地推定・遺物の同定等を行う。 2.標準物質中の微量元素濃度の評価 標準物質は、化学分析を行う上では欠かせない物差しである。各機関で作製された標準物質中の微量元素濃度を精確に評価して、物差し作りの一助を行う。 3.微少量試料による炭素および硫黄分析法の精度の向上 微少量な鉄試料中の炭素および硫黄含有量を精度よく分析できる方法をの開発を行い,出土した考古鉄遺物を分析し,鉄材質の評価を行う。 4.各種材料中のアルファ放射体の分析法の開発 環境に存在している各種材料中の天然の壊変系列をなすアルファ放射体の種類と量を測定する分析法を開発し、その分析によりアルファ線量の評価と壊変系列核種間の放射平衡の評価を行う。 5.γ線スペクトル解析プログラムに関する研究 中性子放射化分析ではγ線エネルギースペクトルを測定して,元素を定量している。そのため,測定されたγ線スペクトルからγ線ピークを探し出し、ピークのエネルギーや面積を計算する解析プログラムの開発と評価を行う。 |
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| 【 研究室の特色 】 本研究室では、分析化学を中心とした研究を行うため化学的な興味を持つことと、放射線を扱うため放射能に関する知識が要求される。さらに、超微量・微量元素を扱うため、注意深い観察力と丁寧な作業を行える能力を備えていなければならない。分析対象が広い分野にわたっているため、幅広い知識を養おうと自ら心がけないと、研究は続けることができない。現在、分析化学・放射化学・電子工学・文化財科学・金属工学等の分野に関連した試料について、微量元素の分析法やその挙動についての研究を行っている。 |
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