卒 業 研 究 |
| 環境エネルギー工学科 | ハイパーマテリアル化学研究室 |
| 【 指導教職員 】 | 小林光一, 高橋政志 |
| 【 研究概要 】 当研究室ではエネルギーや環境問題を解決するため、新機能性材料の開発を目指して、以下の研究を行っています。 (1)固体高分子形燃料電池の開発研究:最近、資源エネルギーの枯渇や地球環境の悪化が問題になっていますが、エネルギー変換効率が高く、環境汚染物質の排出が少ない環境に優しい燃料電池の開発が急がれています。この燃料電池に用いられる触媒の活性向上や高分子電解質膜の性能改善の研究に取り込んでいます。 (2)色素増感太陽電池と光触媒の研究:色素増感太陽電池は低コスト、低環境負荷の次世代型太陽電池として注目されています。しかし、この太陽電池の光変換効率はシリコン太陽電池に比べて低いため、変換効率の向上を目指して構成要素について研究しています。さらに、太陽電池との関連で可視光まで利用できる光触媒の研究を行っています。 (3)機能性有機超薄膜の作製とその応用研究:水面上の単分子膜をガラスなどの固体表面に一層ずつ、何度も積み重ねる方法(ラングミュア・ブロジェット法、LB法)を用いて、分子レベルで厚さの異なる機能性有機超薄膜を作り、その有機超薄膜の構造と機能との関係を調べています。分子が規則正しュ寄り集まった分子集合体は通常の固体状態(バルク)では見られない新しい性質や機能を示すことが期待されます。 |
|
| 【 卒業研究課題 】 1.LB法を用いたナノ微粒子膜の作製とその物性に関する研究 2.色素LB膜の作製とその光異性化反応に関する研究 3.カチオン性LB膜への色素分子の吸着特性に関する研究 4.ソルボサーマル法を用いた高活性な光触媒の作製とその触媒作用 5.逆ミセル法によるPt/TiO2光触媒の調製と評価 6. 水熱合成法によるTiO2ナノチューブの作製とその触媒作用 7. 色素増感太陽電池における新規対極材料の作製と性能評価 8. 擬固体化ゲル電解質を用い他色素増感太陽電池の作製と評価 9. ダイレクトメタノール燃料電池用高分子電解質膜に関する研究 10.ダイレクトメタノール燃料電池用触媒の開発に関する研究 |
|
| 【 研究室の特色 】 本研究室は機能性有機材料を中心に、燃料電池用高分子電解質膜および電極触媒、太陽電池用電解質、機能性有機薄膜の研究開発を行っています。新しい機能を持った有機材料はエネルギーや環境問題を解決するのに役立ちます。卒業研究ではお互いに討論を繰り返して研究を進めますので安心して研究に取り組むことができると思います。研究で重要なことは成績ではなく、何でも興味を持ち、やる気と体力があることです。このような好奇心旺盛で、しかも積極的で個性的な人を歓迎します。 |
|
| | 目 次 | 科目一覧 | |